『大家の品格』家賃減額請求の場合
5都道県の
新型コロナウイルス。
その状況も
改善しつつあることを受けて
いよいよ緊急事態宣言も
全面解除の方向で進みそうですね。
大家さんの空き部屋が
公開即日で満室になる
空室対策アドバイザー
大脇ちさとです。
もちろん自粛解除といっても
浮かれて周囲に迷惑をかけぬよう
注意しながら生活します。
そうはいっても
経済も回っていくように
今まで行けなかった場所
できなかったことを
少しずつ始めていきたいな、と
考えています。
もちろん、
1番は現在サポート中の
オーナーさんの物件へ行くことが
最優先です!
さて、
前回からお話ししていた
コロナショックに便乗した
「家賃交渉」のご連絡。
お家賃は下げませんでした。
そう、
現在の募集家賃総額は60,000円。
家賃値下げをお話しされた
入居者さんのお部屋は
家賃総額66,000円。
その差6,000円。
その入居者さんは
新築当時から20年以上
ご夫婦で住んでおり
お年は70歳越え。
自分の家のように、
物件をお掃除をしてくださったり、
花を植えたり草抜きをしたり
町内会費を集金してくれたり…。
本当に助かっていました。
しかし、
それとこれとは
話が違うかな?と思ったからです。
現在の管理会社さんは
その話を聞いた時
「では、大家さんに伝えますね」
と言ったそうです。
話を持ち帰る、と言うことです。
そう、確かに
大家さんに聞かずに
管理会社さんは勝手な判断は
できません。
が、しかし!
実は同じ質問を
新しい管理会社さんもしました。
そしてその時の返しが
すごかったんです!
それが笑顔で、
「家賃は下がりませんね〜」
なぜこう言えたのか?
それは、
現在の募集賃料と
減額請求してきたお部屋のお家賃の差が
6,000円しかなかったことにあります。
この6,000円を
高い、と見るか
大したことない、と捉えるかは
もちろん人によって違いますが、
この先、物件の価値を高めて
退去したお部屋から
募集家賃を上げたい、と
管理会社さんには
前もってお話ししてありますので
管理会社さん的には
「たった6,000円の差」と
言えたのです。
ちなみにこの入居者さん、
わたしが物件を購入する前の
どこかの段階で
すでに家賃減額しています。
というのも、
同時期に入った人より
お家賃が安いんですものー(笑)
ですので、
お家賃が上がったあかつきには
こちらのお部屋も
上げてもらおうかしら?
ということはいたしませんが(笑)
そういうことに他なりません。
家賃減額が入った場合、
一番大切なのは
その”理由”をまず聞くことです。
その上で、
正当な理由でない場合は
こちらの想いも伝えて
変更しない、ということも必要です。
もちろん、
退去や滞納のリスクはありますが
それをポジティブに捉えて
乗り越えられるのなら
減額請求には応じません^ ^
その代わり特別に、
こちらの入居者さんには
現在のチャイムから
TV付きモニターフォンに
変更します。
これは本人の希望だから。
そして感謝の気持ちを込めて
盆暮れには、カタログギフトを
お送りしようと思います。
オーナーチェンジをしてから
こちらの入居者さんからの希望で
裏庭の木の伐採をしました。
ごみネットを付けました。
防犯センサーライトも付けました。
色々とご希望の多い方ですが
そこと家賃の線引きは
ちゃんとしておきたい、
というのが
大家としての、
わたしの考えです。
大家としての品格も
大事ですね。
こういった家賃交渉が入らないように
早く他の部屋の家賃も
相場家賃に戻していきます。
(若干高めですが^ ^;)
今日もお読みいただき
ありがとうございました。
わたしもがんばります。
あなたも
がんばってp(^_^)q
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